先日、夕方、携帯が鳴った。番号が表示されるも、アドレス帳には登録していない番号・・・・だれやろな~~と思いながら電話に出ると、ドスの利いた声で「創結マスターさん、元気かい??」と…
この声は・・・・忘れもしません、奈良や神戸でたいへんお世話になった大先輩Tさんではありませんか。2年ぶりぐらいの声に、懐かしさがこみ上げてまいりました。
この方、変な形をしたプラスチックボールを使って道頓堀を透き通った水に変えると言って星野元監督を担ぎ出したと思ったら、極めて真っ当なお仕事をプロモーションしたりと、実にパワフルで魅力的なおじさんです。
しかも、その風貌ときたら、その筋の関係者としか見えない、眼光鋭く、少々小柄だが、がっちりとした体躯に、パンチパーマという出で立ち。ますます魅力的です。
Tさん「最近は忙しいんかい??」
創結マスター「(本当は忙しいけど…)ぼちぼちでんねん」
Tさん「ところで、明日は…」
創「大丈夫です。神戸までうかがいます(きっぱり)」
Tさん「(うれしそうに)さよか。ほな、三ノ宮のキヨスク前で…」
創「喜んでお供させて頂きます。」
Tさんといると、何かが起こるんです。今回は、いったいどんなハプニングでしょう。胸躍らせながら、翌日の終業を待つ私でした。
--翌日----------------------
三ノ宮駅キヨスク前18:30。
Tさんに、Aさんに、Bさんと、Tさん以外はみなさんご退職されて悠々自適の面々。それに、わたしが加わって総勢4人。ちょっと見、近寄りたくないご一行様ができあがった。
週末の夕方、不景気だと言ってもそこは神戸。2件の行きつけに満席と断られ、仕方なく「○民」というチェーン店に。
着席早々、Tさん、惜しげもなく、たくさんの料理を注文。ところが、このチェーン店、料理がやたらと早く出てくる。あっという間にテーブルは満杯に。続く料理を置く場所がない。
そこで、Tさん、ひとこと「料理はもうちょっと待って、どこかに置いておいてね」と猫なで声。こういう出で立ちの人物がこういう声を出すと・・・・・かなり恐い。。。。。
ひとしきり、飲み食いして、盛り上がった後、二次会に向かおうと言うこととなったのは言うまでもない。
精算すると、一人3500円というお値段とのこと。まあ、何とリーズナブルなこと。。。。
ご一行様は、ご機嫌で、下駄箱から、靴を出して履きかけたところ・・・・・
店長が、血相を変えて走ってきた。我々を玄関から外に出さないように立ちふさがって、、、
店長「お客様、少々お待ちを・・・・お支払いに少々間違いがございまして・・・・」
一同「??????」
店「一部、お支払いが済んでいないようですが・・・」
一同「(なんや、まるで食い逃げ犯人と決めつけているようなものいいなや~)むっ!」
一同、ここで、目配せを・・・・・
Tさん「レシートもろてるで~」
手に持ったレシートを見せる。当然、料理の請求額は支払って、会計が済んでいるためレシートを持っている。額面は14,000円ほどだった。
一方、店長は、別のレシートを手に持っている。額面が11,xxx円となっている。
Tさんが店長にレシートを渡すと、店長はしばらく見比べてから、Tさんが渡したレシートをこっそりと手のひらで握りつぶした。
それをめざとく見つけたTさん
Tさん「なにするか~」と言いながら、レシートを奪い返した。
Tさん「(かなりお怒りモードの顔つきで)きちんと支払を済ませてあるやろうに。しかも、そのレシートを握りつぶそうとはけしからん。」
店「済みません。店の者がこのレシートを持っていたものですから・・・(しどろもどろ・・・)」
Tさん「支払った証拠のレシートがここにあるやろに。こんだけいちゃもん付けた落とし前はどないするねん」
店「(顔面蒼白にして)・・・・・・」
Tさん、太いおなかを突き出して、腕を上着の中に入れながらずずずぃ~~と店長ににじみ寄る。
そこで、すかさず創結マスター、Tさんと店長の間に割って入り、Tさんの腕を押さえながら・・・
創「Tさん、いけません。こんなところで・・・・・」
店長を振り向きながら・・・
創「こん人に、そないにいちゃもん付けたら、あかんやろに。このままでは、おさまらへんで。どないするねん」
店「(蒼白のまま)ど、ど、どうすればよろしいでしょうか・・・」
Tさん「おぼえておけよ」
という台詞を残し、Tさん、いきなり、きびすを返して、外に向かおうとする・・・
店長、裸足のまま土間にかけおりて、Tさんの前に回り込み、
店「も、も、申し訳ありません・・・・・・しょ、少々お待ちを・・・・」
と言ったかと思うと、レジに走っていき、なにやらごそごそと。。。。。
戻ってきた手には封筒が・・・・
店「ど、ど、どうか、この場はこれで、なんとか・・・・・」
Tさん「なんや、これは・・・・こんなもん欲しいんとちゃうで」
店「そ、そんなつもりはございません。ですが、これで・・・・」
店長、創結マスターのポケットに封筒をねじ込む。。。。
Tさん「(ちょっと、表情を和らげて)もう、ええわ。よう確認もせんと、客にいちゃもん付けたらあかんでぇ。気ぃ付けや~」
そう言い残すと、玄関を出て行く。他の3人、呆然としている店長を残し、店を後にする。
一行通りに出て、しばらく歩き出てきた店が見えなくなったところで立ち止まり、一同、大爆笑!
Tさん「それにしても、みんな、すごい演技力やな~。何も打合せもしとらんのに、目配せだけで各自の役回りをこなす連携はみごとなもんや」
創「ところで、この封筒はなんやろ~?」
中身を確認すると、お店のクーポン券が5000円分入っていた。
一同「おおぉ~~~! 14,XXX円分しか飲み食いしとらんのに、5000円ももろうてしまって申し訳なかったのう」
一同「いや~~。それにしても十分楽しめたので、よしとしよう!」
ちゃんちゃん。。。。。
(なお、このお話は、一部省略はあるものの、実話をほぼ忠実に再現したものである)
コメント:
KRM:爆笑
やっぱり創結マスターさんは893・・・
それにしても、台本も打ち合わせもナシに、ここまでとは、ご立派ですわ。
創結マスター:ほめられているのか、どうなのか。。。。。
それにしても、こんな万才みたいなことがアドリブで即座にやれるというのは、貴重な人たちであることは確かです。
T.S:ひさしぶりに、笑いとったやん!
さすが~~創結マスターさん健在!
創結マスター:はいはい。どうもありがとうございます。
M.I:笑
ほんとに珍事に遭遇ですね。
最初っから、、ヤバい輩が来店したなーと思われてたんでしょうね。
普段、穏やかな創結マスターさんからは、、とても想像できませんっ
創結マスター:そ、そんなことはありませんよ。そこまでこれもんではありませんから。。。。
PEM:武勇伝ですね!
こういう痛快なおはなしは大好きです♪
創結マスター:たいへんご無沙汰してます。
PEMさん自身も、たいへんそうですのに、こんなくだらない日記にコメントを頂いて恐縮です。
変なおじさんのお友達には、事書かない私です。。。。(^_^ゞ


