HSBK-3000の開発(4) 表示器

これまではLEDのみによる表示を想定して試作してきたが、やはり状況の視認性はあまり良くはない。できれば、動作状況やバッテリ電圧、ソーラーパネル電圧などが分かった方が良い。そのためには、LCD等キャラクタディスプレイ、もしくはグラフィカルディスプレイが必要となる。しかし、いかんせんLCD等結構お高い。量産することを想定するとLCDで原価を500円程度コストアップすることは避けたい。

そこで、中国のLCDメーカをリサーチしてみると、I2C入力16文字2行のLCDが見つかった。さっそくサンプル品を入手して利用可能かテストしてみた。

I2Cと言ってもそれぞれの部品には微妙な違いがあり、それぞれの機種毎にパラメータを調整しなければならない。パラメータの値が少し違うだけでまったく表示されないのが普通なので、意外と調整は面倒くさい。

今回入手したものはバックライトが付いており、液晶表示部が文字が点灯するものと逆に文字の周辺が点灯する2タイプがあった。後者の場合、バックライトを点灯しないと文字自体が読めないため、前者を使用することとした。通常はバックライト無しの表示とし、押しボタンを押すことでバックライトを一定時間点灯することで暗いところでも文字が読めるような仕様とした。

さっそく表示の動作確認をした。

パラメータの調整でようやく文字が表示されたと思ったら裏返しに表示されている。更に、上下も逆さまだ。この手のLCDには鏡像文字モードや上下反転モードが準備されているのでパラメータの調整でこれらの現象はすぐに適正化が可能だ。調整の結果、正しく文字が表示されるようになった。

このLCDパネルを採用して設計することとした。

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