これまでに開発した機器類です。量産・製品化に至ってませんが完成度はある程度高い試作まで行い、実際にご利用いただいた機器です。
オフグリッド直流電力システム
ソーラーパネルで発電した電力をバッテリに蓄電し、DC48Vバスに供給する直流電力システムです。バスには照明機器、USB充電器、ノートPCなどを直接接続できるほか、DCACインバーターを介してAC100V機器にも電力を提供することが可能です。
ソーラーパネルの発電をDC48Vバスに供給するための「マイクロMPPT(最大電力点追従制御)」、DC48Vバスとバッテリの間に配置し充放電を制御する「バッテリコントローラ」、鉛バッテリの劣化原因となるサルフェーションの付着を阻害し、付着したサルフェーションを除去するための「バッテリリフレッシャ(HBR-1000/500として製品化済み)」、DC48Vバスから負荷機器に電力を供給するための「DCDCコンバータ」で構成されています。
気象観測システム
もともとは「高高度隊列飛行による三次元メソスケール空間情報収集ドローン型ロボットの開発」においてドローンに搭載可能な小型軽量気象観測装置の開発に提供しました。
その後、完成度を高め、複数の観測装置を無線で接続しクラウドに観測データを収集する固定設置型遠隔気象観測システムを開発し、悪臭監視用のシステムとして企業に提供をしました。
ワンハンド聴診器オープナー
獣医師からの要望によって汚染された手で顔近辺を触りたくないということで、聴診器を片手で広げて耳に付けるための補助器具を開発して提供しました。PETG素材を3Dプリンタで造形し簡単に組み立てられる構造を工夫しました。
高濃度オゾン発生装置
新型コロナ感染症への対策として、高濃度オゾンによるウイルス不活性化させるためのオゾン発生装置で、オゾン濃度を一定に保ち、タイマーで動作時間を設定することができます。