第2世代バッテリリフレッシャ商品化(10) トラブル解析

バッテリリフレッシャHBR-1000を販売開始してからこれまで3000個ほどを販売してきたが、動作不良による連絡がこれまでに1~2%程度の割合で来るようだ。中には保証期間の1年を超えたものもあるが、基本全て受けるようにしている。

実際のものを作っている限りにおいて、トラブルはある一定比率で発生してしまうことは仕方のないこととして理解いただける利用者がほとんどなので、製造者として真摯に対応をすればご立腹されることはほとんどないのはたいへんありがたいことです。

トラブルの状況を確認し、基板を確認した結果、正常な利用範囲での故障と想定される場合は、保証期間を過ぎていても無償で修理をさせていただいている。保証期間内であれば送料を含めて利用者に負担にならない方法で対応をしているが、保証期間を過ぎている場合は、返送用の送料だけは負担いただいている。

不具合でたまに見受けられるのが、電蝕による基板の変質である。筐体構造上、水の進入は防げるように設計をしているはずなのだが、今回のようにかなりの水が浸入したであろう形跡が認められるものがある。

このような場合は、利用者から設置環境についての情報もいただくようにして原因の特定と、今後の対処方法を検討するようにしている。

今回の場合は、車のボンネット内のバッテリ近傍に設置をされていたとのこと。

一般的によくある設置場所である。

いずれにせよ、電蝕で不具合が発生したのは事実なので、何らかの対処をしていただくように相談した。電蝕の位置はLED周辺のようなので、筐体のLED導光部の隙間から導光部材を伝って水が浸入したと想定される。筐体製造の際に不具合があったのか。

送っていただいた筐体内部を確認しても、実際にどれだけ水の進入があるかまでは検証できなかったが、導光部材周辺にシール材を塗って水の進入を防ぐ措置をさせていただいた。不具合の生じた基板は、全部交換をした。

筐体の汚れはクリーニングして、動作を確認してから利用者に送り、届いたものを動作確認していただき、一件落着。

こういう一つ一つの事象を経験し、次の開発の礎として利用できればと考えている。

<前へ>                   <次へ>

タイトルとURLをコピーしました