季節が冬に向かいつつあるので、3Dプリンター Creality Ender 3 S1 Pro をエンクロージャの中に納めました。3Dプリンタによる造形物の出来栄えに、周囲の温度環境が大きく影響する。よく利用されるABS素材はベッドへの定着をよくするためにベッドの温度を80度くらいに保つ必要がある。温度が低いとプリント中に造形物がベッドから離れてしまい造形失敗となる。造形物は大きくなるとベッドからの距離が離れてベッドの温度の影響が小さくなる。ベッドと周囲温度が大きく異なると造形物の温度変化による収縮が大きくなり、プリント中に造形物のゆがみが生じてしまう。
安定した造形のためには周囲温度を一定に保つことは極めて重要である。
夏場は最近の酷暑のおかげで周囲温度が40度近くあるため、あまり気にしてませんでしたが、冬場に向かう昨今の周囲温度の低下による造形不良を回避するためにEnder用のエンクロージャ(要するに3Dプリンタをすっぽるとかこうカバー)を購入した次第。
左が今回導入したEnder用エンクロージャで右は元々堅剛なエンクロージャに納められた爆速ZortraxM200plus
