気象観測装置開発(20) 筐体サンプル

3Dプリンタで造形を作ってくれる業者が増えてきた。日本国内にもあるが、かなりコストが高い。それに比べて、中国では日本のコストの1/3~1/4で作ってくれる業者が多数存在する。これまで金型で筐体を量産するメーカが3Dプリンタ造形にも取り組んでいる形態のようだ。

数を作る前に、先ずは最適な材料、プリント方式を見極めるために、サンプルの製造を依頼した。3Dモデルを提供すると、モデルの不具合箇所を指摘してくれるので、それを微修正して造形してもらう。

1日ほどで写真が送られてくるので、それで概ね良ければ、いくつかの素材でサンプルを製造してもらい、日本に送ってもらう。

届いたのが以下のものである。

左は粉末燃結方式(SLS)でナイロン製、右は光造形方式(SLA)

左の粉末燃結方式ナイロン製のものは表面はザラザラ感があるが強度は高いとのこと。ただ、よく見ると上部が少しモデルよりも上側に反っているようだ。

右の光造形方式のものは表面はツルツルでとても出来が良い。ただ、耐久性はあまりなく紫外線で劣化が急激に進むとのこと。サンプルとしては良いが長期間の実用に耐えるものではないらしい。

裏面には、気象センサと配線を引き出す穴が配置されている。

それにしても、あっという間にモデルからサンプルを作ってくれる業者の素早い対応と、価格を考えたら、日本の業者にはとても太刀打ちできない世界だと納得してしまう。

左から 自分で3Dプリンタで造形 中国業者によるサンプル3種 光造形(材料A) 光造形(材料B) 粉末燃結(材料ナイロン)

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