改造を施した気象観測装置をドローン実機に搭載して、改造により観測データが正しく測定できるようになったことを確認した。




これにてドローンに搭載するI2C通信タイプの気象観測装置の開発は完了となった。
検討開始から約2年間かけて、小型軽量型の気象観測装置開発を行ってきたが、超音波センサにて風速を測定することの難しさを改めて実感した。40kHzの超音波センサは周囲環境によって40kHzという周波数に起因する±15m程度の風速誤差が生じることが大きな問題点であり、根本的な解決方法がない。200kHzの超音波センサを用いることで風速誤差を±3mまで小さくすることができるが、それとて根本的な解決策にはならない。とても高いハードルとして今後の検討に資するものとする。
ドローンに搭載するという、固定設置と異なり移動するという条件によって、特に気温測定の時間追従性が大きな課題となった。市販の温度センサでは追従性が悪く利用することができないことが判明。サーミスタを利用することで追従性は確保できたが、電子回路とプログラムがそれによって多少複雑化した。
その他にも多くの課題に直面し、その度毎に対応策を検討しつつなんとか最後まで走りきることができたのは、周囲で協力いただいた皆さんのおかげです。心より感謝申し上げます。
最後まで読んで下さった皆さま、どうもありがとうございました。また、別の開発課題についての経緯なども読んでいただければ幸いです。どうぞよろしくお願い申し上げます。


