SoYuDCPower開発(32) 新旧バッテリコントローラ

今回作ったのは最新型バッテリコントローラで、基板はSY-BT-CTL-301バージョン(301基板)となっている。一方、10年前に作った初代は充電回路と放電回路が分離されており、ダウンコンバータ基板とアップコンバータ基板を組合せて連係動作させたもの。並べて比較するとこうなる。

初号機バッテリコントローラ
最新型バッテリコントローラ(301基板)

部品がほとんど表面実装タイプになりOLED表示部が付いてずいぶんとコンパクトにすっきりまとめられていることがわかる。基板上にはネット経由で情報を送るための部品パタンがあるのだが、それはまだ実現に至っていない。

今回は301基板を3枚新たに作った。今運用中は301基板が2枚とその前のバージョンである300基板が1枚の3組のバッテリでオフグリッドシステムを運用している。少し前まで4組で運用していたのだが、2組の鉛バッテリの利用期間がが7年、6年となりかなりヘタっているので1組は引退しもう一組は新しく購入したLiFePO4バッテリが到着したら交換する予定でいた。

ところが、そのバッテリのコントローラが何らかの不具合で停止したので、この機会に新規に3枚の基板を作成しておくことになった次第。

現在は、24V LiFePO4と、鉛ディープサイクルACDelco M31MF2直の2セットで運用している。LiFePO4は301基板、鉛は300基板である。300基板も3年間利用し、何度かの不具合を修理しながら利用しているので、結構お疲れ感があるため、301基板に近い将来交換しようと考えている。

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