バッテリ突然死に至る現象に関する考察(2)

この考察は、バッテリの突然死を事前に予測するための判断材料が得られるかどうかという点が重要である。バッテリの状態から事前に突然死を予測できれば、今回のように慌てて高い純正バッテリを購入するという状況も回避できるはずだ。

燃費傾向からバッテリ劣化を判断できる??

今回はバッテリの劣化度合いと燃費の関係から考察してみようと思う。

アイドリングストップ機能が有効な場合は停止している間はエンジンが停止するのでトータル燃費が良くなる傾向があると想定される。ただ、高速を長距離走る場合はアイドリングストップはほとんど関係なくなる。

街乗りが多いとアイストの機会も増えると考えられるので街乗りの際の燃費が分かれば傾向がつかめるかもしれない。

私は車の給油はすべて記録しているのでそこから傾向がつかめないか考察してみよう。

これは車を購入してから2026/4/29までの年単位の燃費平均値である。燃費は年毎に徐々に良くなってきており、それは燃費の良い車の走らせ方を私が習得した結果と考えられる。しかし、2026年に極端に悪化している。これだけを見ると、バッテリの劣化が進み、突然死が近くなると燃費が極端に悪化するという結論が導き出せそうだが、本当にそうなのか。

突然死後にバッテリを新品に交換し、その後、長距離を走る機会があり、その状況を反映させた結果を以下に示す。

う~~ん。トータル燃費が著しく改善したため、年単位での傾向はわからなくなってしまった。もう少し詳細な分析が必要なようだ。

これは給油毎の記録詳細である。数百キロの長距離を走った場合は燃費が極端に良くなり、場合によっては19km/lを超えることもあり単純な傾向を把握することは困難だ。

そこで、前回給油からの日数で燃費を割ってみた。それが一番右の数字である。その中から、前回の給油からの日数が20日を超えているところに薄オレンジの色を付けてみた。要は長距離を走らず街乗りだけの場合の燃費傾向を表している。

この数値の傾向を観察すると、突然死する前には概ね0.5以下の数値となっており、それ以前で比較的頻繁に見られた0.6以上の数値は表れていないようだ。

これだけの結果から、単純に突然死を予測できるかというと、わからない。今後、バッテリを新品に交換して以降の状況をしばらく観察して、今回の結論が妥当かどうか検証していこうと思う。

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