気象観測装置開発(38) センサの個体差?

どうも調べていると、気象観測装置によって、また、特定の方向によってうまく観測できないという事象が散見される。そのため、装置に搭載された状態で、6個の超音波センサの波形を細かく観測してみた。

ウウウウウウウムムムムム・・・・・・これほどまでに派手にばらつく原因は何か。さすがに超音波センサの個体差というのは無理があるだろう。こんなにばらついていたら、製品として成り立つわけがない。だとしたら何が原因なんだ????

先に行った車の屋根に取り付けて風速測定を行う実験においても、事前に動作確認したにもかかわらず、車で走り出すと風速が正しく測定できない状況が確認された。

その実験は1月9日から14日にかけて実施したが、うまく観測できなかった1/9、12、13は気温が低かった。それに対して正常に観測できた日(1/14)の気温はやや高かったことが分かった。

つまり、気温が低いと風速がうまく観測できないと言えそうだ。

超音波センサは、気象観測装置の筐体にシリコンボンドで取り付けている。シリコンボンドは固まってからも多少の柔軟性がありセンサの振動を大きく阻害しないと考えたからだ。しかし、シリコンボンドは気温が低いと硬化する傾向がある。その性質によって気温が低いとセンサの振動を阻害することで受信波のレベルが大きく減衰することで風速測定が正しくできないのではないか。

そこで、シリコンボンドでの固定を一度取り外し、超音波センサの固定をセンサと筐体の間にスポンジ状の緩衝材で軽く支持するように変更してみた。それによって気温の低い環境においても安定的に風速測定ができるか、今後検証をして行くこととする。

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