産業獣医、つまりは酪農の牛の獣医師からの依頼で簡易遠心分離機を3Dプリンタで作ってみました。農家の牛小屋には十分な電源設備がないこともあり、電源不要で持ち歩ける、かつ汚れてもすぐに水洗いできるという条件というなかなかハードルが高いものでした。
円盤にひもを通し、円盤をぐるぐる回してひもを撚り、両手でひもの両端を持って引っ張ってひもが戻る力で円盤を回転させるという極めて単純なもの。
牛の血液を入れるスピッツのサイズに合わせて円盤を設計してみた。手持ちでうまく回らない場合も想定し、バッテリ式のハンディファンが利用できるようにダブル方式での実現を目指した。
3Dモデルの設計はこんな感じに。グレーの部分がメインのディスク盤で、水色の部分はハンディファンにディスク盤を取り付けるベース部品。

ABS素材で作成して出来あがったのがこちら。


スピッツは2本もしくは4本を同時に遠心分離できる仕組み。実際にファンで回してみるとこんな感じでなかなか良さそう。
これを提供して、しばらく評価をしてもらおう。


