久高島訪問記 其の4 (10)

- 神の島をパンツで泳ぐ -

2002年6月22日(土) つづき

神様の贈り物

ロマンスロードにはいると、整備された細い道となり、自転車で走るには最適。ほどなく海沿いの丘の上に出る。展望台を兼ねたちょっとしたベンチとテーブルの置いてあるところが2ヶ所ほどある。この辺りは、海から少し切り立った崖の上になる。何もなければ、水辺までおりることは難しい。

ふっと見ると、崖っぷちからはしごの上端のような2本の棒が見える。
近づくと、まさしく、はしごであった。多少朽ちかけてはいたが、水辺に下りるのには特に問題がなさそうだ。

これは、私たちの「海で泳ぎたいゾ!」という強い思いを、神が具現化してくれたものに違いないと思った。

真面目な相棒の本性

さっそく、道ばたに自転車を止めて、はしごを水辺に下りた。そこは、大きな岩と、少しの砂浜のあるきれいなビーチだった。水に張り出した岩を超えると、もう少し広い砂浜もある。

「さあ、泳ぐぞ!」と、思ったが、私は水着なんてものは持ってきていない。そもそも、今回は、仕事で宮古に行って、その足で久高に来た。久高でも、館長や坂本さんと話をするのが主目的。

どうしたものか・・・と思いつつ相棒を振り返ると、なんと、海パンにすでに着替え始めているではないか。しかも、バッグからは、水中メガネにシュノーケルまで出てくるではないか。

創結マスター「お、お、お前は、何しに来たんじゃ!?」

相棒「え・・・ここは真夏の沖縄ですよ。泳ぎに来たに決まっているじゃないですか。」

創「う・・・・」

確かに、真夏の沖縄、しかもきれいな海が待っている久高島に来て、泳がないという方が変かもしれない。妙に納得したが、さて、どうしよう。。。相棒が一人で泳ぐのを見ているのも癪ってものだ。

プライベートビーチ

と、周囲を見回せば、誰もいない。なんと、ここは、真夏で真っ青な海があるにもかかわらず、誰もいないプライベートビーチではないか。

誰もいなければ、裸だって構わない。。。。こともないか・・・

ただ、100メートルほど沖にはクルーザが釣りでもしているのか、停泊している。さすがに、人の目を気にして、パンツぐらいははいて泳ぐことにする。幸い、トランクスだから、遠目には、パンツだろうと海パンだろうと分かるはずはない。

そうして、相棒のシュノーケルセットを奪い取り、しばし南国の海中を楽しんだことは言うまでもない。

20センチぐらいの黄色や赤のカラフルな熱帯魚が人も恐れずに、悠々と泳いでいる。あ・・・30センチもあろうかと思われるシャコ貝までいる。でっかいウニもいる。

おいしそうだと思いながらも、手は出さずに見るだけにした。

海水は、けっこう冷たく、浜でしばらく日を浴びては、また、しばらくシュノーケリングするという感じで2時間ほども海を満喫した。岩には、たくさんのカニが、人の動きに合わせて波のような模様を作り出していた。

写真は・・・残念ながらこのときはカメラを持っていなかったので無し。いちばんきれいな眺めだったのですが、その分目に焼き付けました。

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