- 神の島をパンツで泳ぐ -
2002年6月22日(土)
湿度100%?
明け方、日の出を見るために目を覚ました。空は、からっという感じではないが、それでも何とか日の出は見ることが出来そうか。
窓際に干していた洗濯物をさわると「!」。昨夜、干したときと、何ら変わらないまま、びっしょり。全く乾いていないではないか。しかも、けっこう風があるのにだ。
こんな経験は、ちょっと今までの人生でなかったため、びっくり。ま、それでも日が差せば、乾くだろ。6月のてぃだだし。(楽観論者)
真夏の日の出
久高島で日の出を見るのは、これで2度目。最初に来訪したのが11月だったから、夏の日の出は初めて。やっぱり、日の出は伊敷浜で見なければならないという気がして、相棒を連れて浜辺まで散歩。入口の御嶽にうがんして浜に入った。
11月に見た日の出の情景を思い浮かべながら、期待して日の出を待つ。
しばらくすると、空が薄紫色からオレンジ色に変わり、夏の太陽が頭をのぞかせた。当たり前なんだけど、11月に日が出てきたあたりを見ていたが、それよりも、ずっと北側だったので、狙いをはずした感じ。(お間抜け)
太陽が水平線から姿を現してから、あたりがオレンジ色に染まるまで、少しの時間のずれがある。太陽も出てきたときはまだ夕日のようにまぶしくないが、ほどなくぎらぎらと輝き出す。
辺り一面、真夏の太陽に照らされて、砂も、岩も、モンパノキもアダンも全ての息を吹き込まれたように島全体が目覚める感覚を覚える。
みえこさんを見送る
その後、島を散策するために、港近くまで自転車を借りに言った。ついでに、朝食もと考えたが、とくじんもけいもまだ当然のごとくあいてはおらず、朝食は抜くことに。
丘の上の待合所兼売店の前の公園で港を見下ろしていると、留学センタの留学生達がはしゃぎながら前を通っていった。各自、手にはバドミントンのラケットを持っている。そして、最後に彼らを追い掛けるように満面に笑みをうかべたみえこさんが小走りに前を横切った。「頑張ってね~~」と声をかけると手を振って通り過ぎていった。彼らが高速艇くだかに乗り込むまで、見送った。
これが、みえこさんを目にする最後になるなんてことは、全く思っていなかった。
ウパーマ
自転車を借りて、相棒と二人で島の散策に。
東の海岸沿いの道をしばらく北上し、ウパーマに。潮は多少引いているのか、リーフの端で砕ける波の音が遠くに聞こえ、耳に優しい。
12月のアカミーバイを釣りに行ったとき(「神の島で赤ミーバイを釣る」参照)に、足元にたくさん転がっていたウニは、全く見えない。どこに行ってしまったのか。
代わりというわけではないが、青くきらきら光る小さな熱帯魚がちょろちょろと泳いでいる。この魚は、けっこう汚れたところでもよく見かける沖縄ではポピュラーな魚。(名前知りません(^_^ゞ)
このあたりから南と北で、植物群落の様子が一変する。ここから南は、背の低い植物が多いが、北はクバ(クボー、フバなどとも言われる)が多く、背の高い植物が多くなる。
クバの枯れ木がちょっと気になる。もともとあまり土地が肥えていないところで、数百年にわたり島に自生してきたクバが、何故ここに来て枯れ始めているのか。
カベール岬
島の最北端のカベール岬に立つ。波の静かな岬は、初めてだった。いつも、波が岩にあたり、しぶきを上げている印象が強かったが、このときばかりは、静かで、全く違う岬に立った印象を受ける。
掌ほどのでっかいカニが岩の上を闊歩している。指をはさまれたら、さぞ痛そうで、手は出せず。
岸壁の岩は、水面付近がえぐれており、海に下りるのはちとたいへんそう。
すでに日は高く昇っており、真夏の太陽が容赦なく肌を突き刺し始めていた。自転車で走って、少し汗ばみ始めたところで、すこし海が恋しくなってきた。どこかでゆったりとくつろげる浜はないものか、探しつつロマンスロードへと入っていった。


