●風車祭(かじまやー)
旧暦9月7日(新暦10月)に行われる、数えで97歳の人を祝うお祭り。
八枚羽の風車で飾ったオープンカーに主役が乗り町中をパレードをするものです。力士の優勝パレードをもっと”どはでー!!”にしたようなものです。この年まで元気でいると童心にかえるのでカジマヤー(風車)を飾って祝うのだそうです。
トゥシビーの1つです。1月2~13日 トゥシビー(生年祝)とは、十二支の生まれ年のお祝い 自分の生まれた十二支と同じ年を生まれ年といい数えで13,25,37,49,61,73,85,97歳にお祝いをします。
それ以外には、8月8日のトーカチは88歳・米寿のお祝いもあります。
ところで、今時那覇の都会の真ん中でこんなパレードが出来るものなのでしょうか。答えはYes。
某社沖縄支店の○○課長さんは、つい数年前にご自身のおばあさまで経験したそうです。そのとき、○○課長のお父様は、何とカジマヤーの資金を捻出するために土地を手放したそうです。
当日、お祝いに集まったのは、何と1000人。沖縄では結婚式も200-300人呼びますが、それ以上の規模なのです。集まった人々には、当然引き出物は渡すし・・・ということで、たいへんなことだそうです。
○○課長は長男のため、パレードいっさいを任されたそうです。パレードの実施に先立ち、日程を決め、コースを考えます。このコースというのも、7つの橋を渡らなければならないと言う決まりがあるようです。
そして、コースがやっと決まると、消防と警察に連絡をして許可をもらい、当日は、交通を遮断してパレードを執り行うことになります。
何ともものすごいお祭りですが、それだけを楽しみにして長生きしているおばぁもいると言うことですし。。。
カジマヤーを題材にした沖縄県出身の作家、池上永一の「風車祭」がありますので、お時間のある方はぜひどうぞ。ちなみに、私は、本の厚さに圧倒されてしまっていてまだ読んでおりません。(^^ゞ
●石敢當(いしがんとう)
これは、「石敢當」の文字がきざまれた、長方形の平たい石です。道路のつきあたりや、家のへいなどにおかれているのを、街のあちこちで見かけます。何と読むのか分からず、調べてみると、「いしがんとう」というそうです。
シーサーと並び、沖縄独特の魔除けのおまじないです。まっすぐにしか進めない沖縄の魔物がT字路の突き当たりのこの石にぶつかって退治できるという魔除けだそうです。そのため、T字路には必ず石敢當があるわけです。



