久高島訪問記 其の5 (13)

- ウパーマにとみぃを弔う -

2006年2月26日(日) つづき

とみぃとの語らい

ウパーマの浜に出て砂浜の中に埋もれたちょっと大きな石に腰を下ろした。遠く、リーフのフチでは、白く波が砕けているのが見える。現場は、あのあたりなんだろうなぁ・・・と思いながら眺めた。おそらく、正面よりも、少し南側。誰から聞いたわけではないのだけど、そんな気がして、しばらくそこを眺めていた。

お墓参りのためにやってきたと言っても、別に線香などを準備してきたわけではない。単に、語り合えるか。。。。と思ってやってきただけ。
果たして、可能なのだろうか。

ウパーマにやってきて、先ず最初に感じたのは、あまり、暗いイメージがないことだった。とみぃ自身は、悲しんではいないのだろうと感じた。

それからどのくらい、そこにとどまっていただろうか。

何となく、イメージが入ってきた。(2006年当時は、それほど確信的に感じたわけではないが、今現在(2008年)は、かなり確信的にそう思える。)

一緒にいた子ども達を何とか助けたいと思ったこと。そのためだったら、自分が犠牲になっても良いと本気で思ったこと。子ども達がみんな助かって、とてもうれしいこと。

そして、おかあさんのそばにいるような、そんな優しさに包まれているような気がした。そのまま、しばらく、そんな空気の中に、あたりに夕闇が迫るまでとどまっていた。

                     つづく。。。。。

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