久しぶりに自宅のオフグリッド直流給電システムの開発。
リビングのシーリングライトは2015年から直流給電のDC48Vで運用してきた。AC100Vの蛍光灯と別にDC48VのLEDライトを自作していた。第1期と第2期はLEDモジュールを強力なタイプに変更したことが異なる。


さすがに10年運用してきたら、かなりヘタって、調光モジュールが誤動作を起こすようになり、いきなり消えたり点滅したりが頻発するようになってしまった。
そもそも蛍光灯シーリングライトも古くなり、蛍光灯自体が販売終了になる世の中の流れもあり、根本的に更改することに。
寒色暖色で調光機能も付いたLEDシーリングライトが4000円弱で入手できるくらいになっているので、とりあえず、ベースとなるライトを購入。
(これ以降は良い子は決してまねしないように。感電するので危ないよ!)
分解して電源回路を解析すると、省スペースにACDC変換、調光機能がコンパクトによくできている。
ACDC部分はAC100Vを入力した直後はDC80V程度に制御されている模様。
実際にその部分に直流電源装置から電圧を印加してみると、75V~85V程度で安定した動作になることが確認できた。
ソーラーパネルのアップコンバータMPPT用基板を流用して、部品は耐電圧の高いものに変更して再設計、DC48VをDC80Vに昇圧する基板を作った。シーリングライトの電源基板のACDC変換後部に印加すると、うまく動作させることができた。

第3世代の直流シーリングライトは、なかなかスマートで付属のリモコンで調光制御ができるものとして完成!電源接続を切り替えれば、元のAC100Vでも動作できる。

オフグリッド直流給電システムは完全自作なのであくまでも自己責任ですが。。。。取り組み始めて10年以上。機器の故障はたびたび発生するが、自作ゆえ、修理できるし、改良によって安定性がずいぶん高まったしで、なかなか良いものになってきたと実感。
なにより、電気代がオフグリッド直流給電システムを導入する以前に比べ半減しているのは昨今の電気代高騰には大きな成果。
最近は、インバーターを介してテレビもオフグリッド電源から供給するようにしているが、今回と同様の方法で電源に直接DCを入れるように改造すると、インバータを介する電力ロスがさらに削減できるので、次のステップとして取り組んでいこうと思う。
コメント:
T.A:うちも、蛍光灯自体がだめになるごとに内部をLED化改造をしてきてますが、この頃はLEDのCEILINGライトを買ったほうが部品を買うより安くなってきちゃってますねー。趣味?か費用か、の選択ですか(笑)
創結マスター:ですよね~
第2期のLEDモジュールなんて1個で50Wですよ!それを6個も付けてるのでフルパワーで動作すると大電流が消費されてしまうものでした。新しいシーリングライトはこれだけのLEDをフルで点灯してもわずか42W!!いや~、省電力の観点でも機器の更改は必要ですね。既成の電源制御基板解析するの、かなり面倒ですので、気合い入れないと進まないところが難点ですが。。。。😅
J.U:ユーザ設置のDSU/ONUに交流100V用じゃなくて直流48V用も作るかどうか、と言う議論有ったけど、そんなもん使う人居ないだろ、で立ち消えに。有れば使えたかな。創結マスター家にしか売れなかっただろうけど。
創結マスター:電話局ではDC48Vはそこらに転がってます(ました?)からねぇ~。
自宅のオフグリッド直流システム組む際に、バス電圧どうするとの検討で、最終的に48Vを採用したのですが、今思えば100Vにしておけば、もうちょっと使いやすかったかなとも思ってます。電圧低いと電圧降下も大きくなっちゃうのでね。
部品にしても耐圧上がると価格もサイズも上がるのでコスト対効果のバランスが大切ですよね。
T.T:最近、照明はAlexa対応かどうかで選んでます(笑)LED照明も安くなってるので改造しなくなってます(笑)
ACアダプターってDC入れてもちゃんと降圧してDC出すやつが多いんで、昔はよくそのまま使ってました(笑)あかんのですが(笑)
創結マスター:最近の電源はサイズ小さくするためにトランスかまさないものも多いですからね。絶縁されてないのは怖いのですが。
まずは、ACラインにトランスあるや否やを確認してからDC直入れなんてことしますが。。。
良い子はマネしてはいけませんよ~😂
Y.O:ちっともわからないけど、AC/DCのLiveには行ったことある、、🤗


