歴史探索(14) 伊吹山

大阪から、新幹線で岐阜羽島まで向かうと、米原を出て、関ケ原の当たりまで来ると、進行方向左手(新幹線の北側)に、ちょっと目立つ山がある。

冬季は、山の上が、いつも雪でうっすら白くなり、雲がかかったような様子。

関ケ原と言えば北風の通り道と言われ雪が多いことでも有名だが、そこにデンと居座っているというどちらかと言えばスマートではなく無骨な格好の山がある。

あの山はなんて言うんだろう・・・・と、漠然と思っていたのだけど、あるときひらめいた。

『あ!!・・・・伊吹山に違いない』

岐阜に通うようになった当初、地元の方に「岐阜は伊吹おろしという風が強いので寒いんだよ」と聞かされたことがある。その時には、伊吹山ってどこだろう。岐阜の北側の山なんだろう・・・ぐらいにしか思っていなかった。

伊吹山・・・・いぶきやま・・・・・あれっ!?

伊吹山って、日本武尊(やまとたけるのみこと)が、伊吹山の神様をやっつけるのに『あんなのちょろいから・・・・』と言って、草薙の剣(八岐大蛇のしっぽから出てきたという)を美夜受比売(みやずひめ)に預けて、素手で立ち向かい、神様が化けた白い大イノシシ(鎮西のおっことぬしさまか~~:もののけ姫より)に痛手を負わされたという、日本書紀に出てくる山ではないか・・・

ヤマトタケルについてはこのサイト参照のこと。

そして最近、岐阜通いを始めた当初からずっと気になって仕方なかった山が伊吹山に違いない!という確信を持った。(このときまで地図で調べてもいないというずぼらさ・・)
そこで、ようやく、地図で調べると、はたして、その通りであった。

ということは、なにかしら、呼ばれたって事?????
岐阜勤務になったというのも、なにかしら見えざる定めに従って・・・・・

機会があれば、伊吹山の近くを探索してみようと思う今日この頃である。

でも、山の中腹が採石場のように削り取られたようになって、すこし痛々しい感じがして、心が痛むのであります。

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